ハイドンの弦楽四重奏曲を借りる

他館から取り寄せをしていたCDが最寄の図書館に届いたので今日も図書館へ行く。ここ最近毎日図書館に行っているわ。今日借りたのはハイドン弦楽四重奏曲集だ。1つはヴェラー弦楽四重奏団のロシア四重奏曲全集、もう1つはウルビリヒ弦楽四重奏団の太陽四重奏曲集だ。それぞれ2枚組みなので4枚借りたことになる。ハイドン弦楽四重奏曲は83番まで番号が付いているのだが、わたしが聴いたことがあるのはエルデーディ四重奏曲Op.76(75番~80番まで)の6曲だけである。そもそも古典派の室内楽はあんまり好みじゃない。似たような時代でモーツァルト弦楽四重奏曲とかあんまり好きじゃないんだよね。でもハイドンはなんだか優しい感じがして聴き心地が良かった。聴いてて疲れないんだよね。イヤなのは聴いてて達成感がないやつだな、ハイドンの曲は大げさすぎず退屈すぎずでCD聴き終わったあと音楽聴いたって感じになれる。 Op.76は後半の作品だから完成度が高かったのかな。今回借りたのは30番から40番あたりまでの曲だから中期の曲だな。ここらへんの時期の四重奏は音楽史の中でも重要な位置にあるらしい。古典派以降の弦楽四重奏はこの時期の曲を源流としているみたいなんだ、つまりここらへんで弦楽四重奏を確立させたってことだな。今回はCD4枚分全部弦楽四重奏だから聴き通すのも一苦労だぜ。