ザ・サウンド・オブ・ホロヴィッツ
古本屋で購入。100円。
ザ・サウンド・オブ・ホロヴィッツ
・ソナタロンゴ第430番
・ソナタロンゴ第483番
・ソナタロンゴ第209番
・即興曲集 第3番
・2つの詩曲 1番
・3つの小品 1番 嬰ハ短調
・12の練習曲 2番 悲愴
ピアノはもちろんホロヴィッツ。とあるサイトによると、どうやらこのCDは海賊版らしい。原盤はCBSの同題のLPレコードかな?LPは確認できるけど、このレコードをそのままCD化したものは正規版では存在しないのかな?
と、思ったら、単品ではCD発売されていないが、「ホロヴィッツ / オリジナル・ジャケット・コレクション(10CD) 」のうちの1枚という形で手には入るみたい。しかも海賊版のようなわけのわからないジャケットでなく、オリジナルLPを再現したジャケットで手に入る。
HMVのサイトでこのBOXの情報を見ると、今回のCDの録音は1962年みたい。
この海賊版CDの音質はまあまあだが、おそらく正規版BOXの方が音はいいだろうから、もはやこの海賊版の存在意義は何も無い・・・。
と、いってもわたしはこのCDを手に入れてよかったと思っている。このCDの子どもの情景を聞いて、初めてシューマンって良いなと思えたのだ。シューマンのピアノ作品自体は、アシュケナージ演奏のBOXで所有していたのだが、あんまりアシュケナージとシューマンの組み合わせが私には合わなかったので、CD棚の肥やしにしていた。
しかし、このCDでシューマンのよさに少しだけ触れることができたので、今ではアシュケナージ版も棚から引っ張り出して聞いている。
アシュケナージのシューマンは評判がいいけど、私はホロヴィッツの方が好みかも、っといっても 子供の情景 しか比べていないけどね。
私の所有している盤だと、
ホロヴィッツの子どもの情景は17分33秒。
アシュケナージのは19分18秒なので、約2分ほど差がある。
体感的にはもっと長い差があるように感じられる。ホロヴィッツ版のほうがテンポがよく感じるな。
ところで、シューマンのピアノ曲はの多くは標題が付いているのだが、今回の子どもの情景は子供が戯れている様を表したというわけではなく、老人が子供の頃を回想している曲らしい。
そう思って聞けば、そんな風にも聞こえなくもないような・・・・。
うーん、どうやろ。