シューシネマパラダイスを見た

昼間テレビでやっていたからなんとなく見た。前知識としては子どもが映画館のオヤジと戯れる話という認識しかなかった。見た感想としては、わたしはこういう映画が好きです。一人の人間の半生を振り返るタイプの映画はもともと好みなのです。少年が最終的にこんな中年になりましたというのを見るのが好きだし、年月により変わる町並みや周囲の人びとの変化が描写されているのも好きです。少年時代をすごした街がすっかり変化した哀愁がたまらないのです。そしてこの映画は映写機のおっさんアルフレードの台詞がかっこいい。町に戻ってくるな、郷愁に浸るなと主人公をわざと突き放して送り出すのが渋いぜ。郷愁に浸りまくりな自分には耳が痛いぜ。

完全版もあるみたいなのだが、追加50分もあるみたい。なんだかカットされた場面を見るとこの映画の受け取り方もまた変わるみたいだからどんなものか見てみたいね。