林田健司のCDを買う

林田健司のCDを買った。あんまり名前にぴんと来ない人でもSMAPの楽曲で$10、KANSHAしてや青いイナズマや君色思いをプラックビスケッツのスタミナを作曲し提供した人といえばそれなりにヒットメーカーな人だとわかってもらえるかな。細かく言えば$10、 KANSHAして、青いイナズマ は先に林田健司自身がソロで発表した曲をSMAPがカバーしているカタチなのだけどね。

 

そもそも林田健司を聞こうと思った理由は君色思いの作曲者バージョンを聴いたからである。君色思いと聴いてこれもまたどんな曲だっけとなるかもしれない。私たちの世代なら赤ずきんチャチャの主題歌だといえば思い出しやすいかな。それか曲の出だしが中居君のソロから始まる曲としていじられている曲かな。まそれはともかく、この曲はカラオケでもよく歌ったし、思い出深い曲なのだ。たまたまこの曲の林田健司バージョンを聞いたのだが、アレンジが違うと曲のイメージが180度変わるのだなと実感させられた。典型的なアイドルソングが大人の恋愛ソングになっているのだ。歌詞はもともと大人っぽいかしだから作曲者のイメージが正解なのだろうか。歌詞もSMAPバージョンは2番のAメロが短いのだが林田バージョンは1番と同じ長さで歌詞が追加されている。これを聴いた瞬間大して興味なかった林田健司に興味を持ちCDを買いにいったのだ。

 

結局買ったCDは君色思いが収録されているCDじゃないんだけどね。無かった。変わりにKANSHAしての原曲が入ったRAPHLES  Vというアルバムを買った。ジャケットがだせぇから不安だったが。聞いた感想としては、第一印象としてごちゃごちゃしてるなと思った。なんか音の数が多くてむりやり音の立体感を出している感じだった。でも今日聞いたときはそんな音のごちゃごちゃが心地よく感じ最後まで聞きとおせた。でもきっと体調が悪いとき聴いたらイヤになるだろうな。ところどころポーやらアゥ!が入っているし楽曲もマイケルジャクソンに似ている気がした。世間ではプリンスにも似ているといわれているがわたしはプリンスはあんまり知らないのでわからない。ファンクっぽいのがプリンスっぽいのかな。基本ダンサンブルでファンクでテンション高めなのだが、曲はメロディアスでとっつきやすい。そして時たまはっとするぐらいのきれいなメロディが耳に残る。わたしはマイケルジャクソンやプリンスよりもトッド・ラングレンを感じた。なんだろう。ごちゃごちゃしているのにメロは聞きやすく、甘い曲はとことん甘くなところがそう感じた。っといってもまだこの人のアルバム1枚しか聞いてないから、のちのち感想も変わるでしょうけどね。

 

ところでこの人のCD探すとき、ブックオフにはCDの棚にアーティストごとのプレートが刺さっているのだがこの人のプレートもあった。この人って昔は人気だったのかな。なんか岡村靖幸と同じように根強いファンがいるけどマイナーなポジションだったのかな。