クプコヴィチのチェロの為の室内楽作品集

最近買ったCD、ブックオフで250円がセールで125円。

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ラディスラフ・クプコヴィチ作曲のチェロの為の室内楽作品集。

 

ヤーン・スラーヴィク:チェロ
 ダニエラ・ヴァリーンスカ:ピアノ
 日向野菜生:ソプラノ
 ブラニスラフ・ドゥゴヴィチ:クラリネット

 

・ チェロ・ソナタ 第3番 変ロ長調
・ヤーン・ホリーのテキストによる3つの歌
パンノニア舞曲集

 

 クプコヴィチはスロヴァキアの作曲家らしいけど詳しいことは知らない。わけのわからない難しい楽譜を書く人としてネタにもされているみたいだけど、今回のCDに収録されている曲は、難解さとは無縁の曲だ。

 

チェロソナタは親しみやすい曲。第1楽章はなんだか短めの曲のメドレーみたいな感じになっている。よく見たら、主題と変奏と名がついているので、変奏曲ってことか。

 

変奏曲(へんそうきょく)は、主題となる旋律が変奏され、主題と変奏の全体が一つのまとまった楽曲となったものである。ほとんどの場合変奏は複数持たれ、主題とそれぞれの変奏における小節数が一致する。そのため、例えば英語では variations と複数形で呼ばれる。

                  wikipedia:変奏曲から引用

ようわからん。~の主題による変奏曲といった曲はよくあるけど、聞いた感じ何が変奏曲なのかがわからない。このチェロ・ソナタもただの旋律のメドレーとしか思えない。

WIKIを読んだら、ドヴォルザークの交響曲第8番の終楽章とかブラームスの交響曲第4番の終楽章とかベートーヴェンの交響曲第5番の第2楽章とか、聞きなじみのある所が変奏曲だった。

ラヴェルボレロも変奏曲らしい。あーこういうのが変奏曲なのか。繰り返しなんだけどちょっと変化している感じ?Wikiに書いていることまんまだけど、なんとなくわかったかも。

 

パンノニア舞曲集も親しみやすい曲。 ラディスラフ・クプコヴィチ はまだ存命の人なのかな。近代の作曲家にしては曲がわかりやすい。最近難しい室内楽ばかり聞いていたので、このCDは清涼剤だな。だた親しみやすすぎて チェロ・ソナタと パンノニア舞曲集が似たり寄ったりに聞こえる・・・。