レオンハルトのインヴェンションとシンフォニア

リサイクルショップで購入。100円。

f:id:damemen65:20131215185423j:plain

J.Sバッハ

・インヴェンション(2声) 1番~15番

シンフォニア(3声) 1番~15番

f:id:damemen65:20131215185440j:plain

チェンバログスタフ・レオンハルト

録音:1974年11月オランダ、アムステルダム、ドープスヘヅィンデ教会

BVCC-1863

 

最近古い時代の曲を良く聴いているので、そろそろバッハのチェンバロ曲も抵抗なしに聴けるようになったかなと思い購入。

チェンバロが使われている曲なら結構CDを所有しているけどチェンバロオンリーのCDはこれが初かも。バッハの鍵盤曲は何枚か所有しているけどチェンバロで弾いたものではなくピアノで弾いたのしか所有していない。

チェンバロの音はキンキンしているのであまり鍵盤楽器という感じがしない。硬い音のするギターみたい。(チェンバロの内部では弦をはじいて音を出しているらしいけど、構造は良く知らない)

チェンバロで弾いた曲をピアノで聞きなおしてみるとまったく別の曲に思えるほど印象が違う。なんでもチェンバロは弦をはじくのに対してピアノは弦を叩いて振動させる?らしい。おんなじ様な見た目なのに音を出す方法の違いでずいぶん音色が変わるもんだな。

チェンバロの音は伸びないのでなんかコンピュータから出ている音のようにも感じられる。打ち込みで作ったような音だ。

 

曲目が乗っている画像を見てもらえばわかるだろうが、インヴェンションとシンフォニアはそれぞれ15曲からなる。1曲は大体1分半から2分ほどかな。すぐに終わっちゃうのであまり印象に残らない。シンフォニアから3声になっているけど、この3声というのは音が3つあるってことだよね?2声だと同時になる音は2つで3声だと3つな感じ?

なんとなく3声から音が複雑になっているようなので多分そうなのかな。

 

CD1枚分54分58秒しか収録されていないけど聞き通すと結構疲れる。やっぱりチェンバロのキンキンする音が脳を揺さぶると言うか刺激すると言うか・・・疲れるのだ。音量を上げて聞いていると耳が痛くなるし頭が痛くなることもある。

この曲等はピアノで弾いているバージョンも聴いてみたいね。私にはチェンバロよりピアノのほうが聞きやすいのだろう。