プロコフィエフとミャスコフスキーのチェロ協奏曲
リサイクルショップで購入。100円。
セルゲイ・プロコフィエフ
・交響的協奏曲 ホ短調 作品125(チェロ協奏曲 第2番)(1950-51/52改訂)
ニコライ・ミャスコフスキー
・チェロ協奏曲 作品66
チェロ:ミッシャ・マイスキー
指揮:ミハイル・プレトニェフ
録音:1995年11月 モスクワ
ミッシャ・マイスキーのCDが100円で手に入ったのはうれしい。プロコフィエフの 交響的協奏曲は初めて聴くし、 ミャスコフスキーの作品も初めて聴く。ミャスコフスキーという人物は良く知らないな。1881年生まれで1950年没。なんでも27曲も交響曲を書いているらしい。そのわりにはあんまし知名度が高い人ではないよね?
どうでもいいけど ミッシャ・マイスキーと ミャスコフスキーって名前にているよね。
プロコフィエフの交響的協奏曲は名前の通り交響曲のごとく、スケールのでかい曲だ。演奏時間も長い。
第1楽章10:36第2楽章18:06第3楽章11:11の合計約40分の大作だ。まあといっても40分ぐらいの曲って結構数あるよね。ショパンのピアノ協奏曲第1番とか、ブラームスのいくつかの協奏曲とか・・・。
なんでもこの曲は自身のチェロ協奏曲第1番の改作らしい。私はそもそも第1番を聴いたことがないのでどうでもいいことなんですけどね。
そういえばプロコフィエフの曲ってそもそも室内楽以外はまともに聴くこと自体初めてかもしれない。交響曲第5番くらいなら聴いたことあるけど、そこまで聞き込んでもいないし。ピーターと狼なんかもCDを所有しているけど、正直この作品はどこを聞けばいいのかがわからん。
交響的協奏曲と題されているけど交響曲にチェロがくっついているような曲と言った感じではいような。普通にチェロ協奏曲しているというかちゃんとチェロはメインだし、全編に渡ってブリブリゴリゴリ響き渡っている。
利き所は第2楽章かな、美しいチェロの旋律とゴリゴリピロピロの響きを楽しめる。途中でギターの早弾きのように高音をピロピロしているのはチェロだよね?チェロからで出るとは思えない高音だけどどう弾いているのかな?映像で見てみたい。
しかし、ちゃんと聴いてみると第2楽章は展開がごちゃごちゃしすぎじゃないか?
というか全体的に捉えどころのないような曲と言う印象。
ミャスコフスキーのチェロ協奏曲は全2楽章と変わった構成。
内容はなんつーか哀愁たっぷりなチェロの旋律が全編にわたり響いており、オーケストラは印象が薄い。ロマン派のような曲だけど、イマイチはっきりとしない曲。暗いし、こちらも捉えどころのない曲って感じ。
普段聞かないようなタイプの曲だったし、聞いた感想も正直イマイチだったけど、このCDが100円て入手できたのは素晴らしいことだ。