ドビュッシーの管弦楽集を買う

ハードオフで購入。100円。

 

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クロード・ドビュッシー

・牧神の午後への前奏曲

夜想曲

交響詩「海」-3つの交響的素描

 

指揮:アレクサンダー・ラハバリ 

演奏:ベルギー放送フィルハーモニー管弦楽団

フルート:ヤン・ファン・レート

合唱:BRTフィルハーモニー合唱団

録音:1989年11月16-18日

 

ドビュッシーの管弦楽はあまり聞かない。一応ジャン・マルティノン指揮フランス国立放送局管弦楽団の管弦楽集の廉価版CDを所有しているけどまったく聴かない。今回のナクソス版は100円だし、最近ドビュッシーピアノ曲を良く聴くので管弦楽も聞けるようになったかなと思い購入した。

曲目を見たところノクターンは所有しているCDにも入っていたと思うけど他2曲は馴染みの無い題名なので聴いたことないかなと思っていたのだが、家に帰って所有しているCDと見比べてみたら、見事に全部かぶっていた。 ジャン・マルティノン指揮のCDは題目の表記が日本語だったのでフランス語表記の原題は知らなかったのだな。ノクターン夜想曲だとわかるけど他の2曲はフランス語から日本語題は連想できないわ。つーか La Merって海って意味なの?日本語表記だと「 交響詩「海」-3つの交響的素描」ってな感じで長ったらしいから La Merが交響曲「海」だと思わなかった。ただのアホですね。

聴いたことのなさそうな曲だったから買ったのに・・・。同じ曲を聴き比べてみようと思えるほど好きな曲でもないし、うーん残念。

 

ドビュッシーの管弦楽はどの曲もきれいな曲なのだけどイマイチ印象に残らない。神秘的できらきらとした情景が浮かぶような曲なのだけど、あまり私の好みで無いと言うか、苦手だな。ドビュッシーピアノ曲やいくつかの室内楽はむしろ好きなほうなのに何で管弦楽は苦手なのだろうか?

ネットでちょいと調べてみると今回の アレクサンダー・ラハバリのCDの評価はイマイチ良くないようなのですけど、ジャン・マルティノンの方は結構いい演奏らしい。てことはイマイチと思ってしまうのは演奏の問題と言うわけでなく私の感性の問題なのか?

ネットでの演奏の評価はあくまでも他人の評価なのでそれが自分に当てはまるわけではないのだけどね。

 

やっぱり私の感性の問題かもしれない。なにせ私にはラハバリとマルティノンの演奏のどこが違うのかもわからないのだから。どっちもふわふわゆったりした演奏という感想しか出てこないし、牧神の午後への前奏曲なんか何が何なのかさっぱりわからなかった。夜想曲はまだ展開があるのでわかりやすいけど、途中の合唱と言うかあ~あ~と歌う箇所が凄く幻想的で心地いいと感じる時と、なんだか大げさやなと感じるときがある。

 

もっと自分に合うCDにめぐり合えたなら、ドビュッシーの曲に対する感想も変わると思うのだけど・・・。今のところ探そうとする情熱は無いかな。