チャイコフスキーの弦楽セレナーデ他
ハードオフで購入。100円。
1-4・弦楽セレナード ハ長調 作品48
5-9・組曲『ホルベアの時代から』作品40
11・トゥオネラの白鳥
12・カレリア序曲
ヴァイオリン:エルネ・シェベスティエン
演奏:フィルハーモニック・ヴィルトゥオーゾ・ベルリン
指揮:クルト・マズア
あやしげなCDだ。詳しい情報がまったく載っていないのでなんだか良くわからないことが多い。エルネ・シェベスティエンは検索してみるとヴァイオリン奏者のようなのでヴァイオリンと書いたけど、もしかしたら指揮をしたのかな?良くわからない。何にも書いてないんだもの。録音は1986年と1987年かな?これも良くわからない。
チャイコフスキーの弦楽セレナーデは第1楽章は有名でよく聴く機会があるけど、全部を聴くのはあまり無かった。にしても第1楽章の出だしを聴くと、どうしても某金融会社のチワワを思い出してしまう。CDの影響力って凄いよね。プロコフィエフのロメオとジュリエットもソフトバンクの白い犬のCDを思い出しちゃうし。
有名な部分が悲しげな旋律なので、暗い曲かと思いきや別にそんなことは無く、むしろ美しくさわやかな曲だ。
グリーグの組曲『ホルベアの時代から』は「ホルベルク組曲」と呼ばれる方が馴染みがあるようだ。原曲は1884年に書かれたピアノ独奏曲らしい。個人的にはあまり感想が出てこないタイプの曲だな。どうせなら原曲のピアノバージョンも聴いてみたいかも。
シベリウスの交響詩 フィンランディア は良く見かける曲だ。10分足らずの短い曲なのでCDの収録時間の都合でよく隙間を埋めるように収録できるし、短い割りに聴き応えもある曲なので重宝されているのでしょう。
トゥオネラの白鳥は初めて聴く。この交響詩も8分ほどと短い。もともと交響詩集「レンミンカイネン組曲」のうちの1曲らしいけど、今では独立して演奏されることが多いとか。なんだか全体的に暗くて寒い曲
『カレリア』序曲op.10はもともと音楽劇として作られた曲らしい。なんだかんだあって原曲から序曲1曲、組曲8曲(あとで3曲に絞る)を抜き出して発表したようだ。元の原曲がどのような曲なのかは良くわからないけど、シベリウスは失敗作だと思っていたらしい。この曲も8分ほどで短い曲。序曲なだけあって盛り上がったと思ったら投げっぱなしですぐに終わっちゃう。
このCDは北欧だとかロシアだとか寒い地方出身の作曲家で固めたものみたいだけど、前半の弦楽合奏曲と後半の交響詩の組み合わせはどうなのかね。このCDは廉価版なのかな?どこからかもって来た音源をあわせたからこういった構成になっているのかね?演奏者とかも前半と後半で違うから多分そうなのかもしれない。