ブルックナーの交響曲第8番をまた買う

フリマで購入。200円。

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ブルックナー

1-4 交響曲第8番ハ短調

 

指揮:ギュンター・ヘルビッヒ

演奏:シュトゥットガルト放送交響楽団

録音:2003年6月6日ライブ録音

 

 

これは海賊盤だな。フリマで見つけたCDだ。こういう珍しいCDを見つけられるのがフリマのいいところだな。こういうことを私は何度も力説している気がする。

ブルックナーの第8番はそこまで好きな曲と言うわけでもないのだけど、ここで買わないと多分今後手に入ることは無いだろうなと思ったので購入。

 

海賊盤なので色々と見た目はしょぼいね。ジャケットの紙も廉価版のように1枚でぺらぺらだし、そもそもジャケットのデザインも悪い。一見してもこれがクラシックのCDだなんて思わないでしょこれじゃあ。最初はどっかのロックバンドのCDだと思ったよ。何よりもCDがCD-Rなのが凄い。そこらのCD-Rに音源を焼いただけじゃねーか。

ロックのCDだと海外の海賊盤はこんな適当なのが普通だよね。しかしクラシックも結構適当なのが意外だったな。

このCDの情報はネットで探しておそらくこれだなと思った情報を載せているけど、CD番号などは同じだけど演奏時間が違うんだよね。そこのサイトでは同一の音源で2種類の海賊盤があるらしいけど、どちらの収録時間とも合わないのはどうしてなのかね?ジャケットの表記が適当なだけかな?

ついでにすでに所有しているカール・シューリヒト指揮、ウィーン・フィルハーモニー、1964年のCDと比べても演奏時間がだいぶ違う。

演奏時間が今回のCDが77分55秒。シューリヒトが71分18秒だから約6分ほど差がある

まあそんなにおかしなことでもないかな。気になって調べてみたらなんと演奏時間が87分のCDもあるようだ、おいおい シューリヒトさんと16分近く差があるぞ。いったいこの時間は何なんだ?これに比べると6分の差なんて気になるようなものじゃないね。

 

 

音質は問題なくとても良い。海賊盤なので地獄のような音質を覚悟していたけどそんなことは無かった。といっても録音が2003年だからあたりまえか。

以前まで長ったらしく感じていた第2楽章もぐいぐい聴かせるし、実際長い第3楽章も25分という時間を感じさせない。第4楽章も迫力があって聴きやすい。というか全体的に判りやすい気がする。音の輪郭がはっきりしていると言うか、メリハリがあるような。だらだらとぼやーっとした音じゃないので凄く聞いていて気持ちが良い。

このCDを聴いて初めてブルックナーの第8番ってこういう曲なんだと、全体像が判ったような気がする。もちろん細かいところなどはまたさっぱりわかっていないし、聴き流しているところも多いけどね。

 

このあとちょうどいい所にブルックナーの第7番が廉価版だけど100円で売っていたので即購入しちゃった。今のところブルックナー交響曲は4,7,8,9番しか所有していないけど、ここから他の曲を集めるのは安CDでは難しいかもしれない。

ブックオフの250円コーナーでは他の交響曲はまったく見たこと無いからね。そもそも聴いたこともないし。

というかまじめに1枚ずつこつこつと集めるよりかはネットでどっかの巨匠の輸入版交響曲全集BOXで安くなっているのを探して買ったほうが簡単だし、安上がりかもしれない。

実際、ロベルト・パーテルノストロと言う人が指揮している全集は今現在アマゾンで1700円くらいだしね。