チャイコフスキーの弦楽四重奏曲第1番を買う
ハードオフで購入。100円。
9-12 弦楽四重奏曲第67番 ニ長調作品64の5”ひばり”
録音:1966年
よく見かける廉価版だけど100円で売られているのはうれしい限りだ。ここのハードオフではこのEMI音源を使用した廉価版がどっさりとジャンクコーナに並んでいたので、ついつい10枚ほど買ってしまった。このCDはそのうちの1枚。
廉価版だけどEMI音源を使用しているっぽいし、演奏が スメタナ弦楽四重奏団なので購入しますた。
またドヴォルザークのアメリカが登場だ。この曲は本当にどこにでも顔を出すよね。廉価版の弦楽四重奏曲のCDにはお決まりの曲だな。よく考えればこの曲が1曲目なので、むしろアメリカがこのCDのメインなのかな?
しかし私が聴きたかった曲はチャイコフスキーの弦楽四重奏曲なのだ。この曲はずいぶん昔に図書館で借りてきて聴いたことがあるのだけど、つまらない曲だと感じすぐに返却した記憶がある。
改めて聴いたところ・・・。なんだか素朴な感じがする曲だと思った。所々に美しい旋律がちりばめられているのだが、そんなにしつこく甘ったるいような感じも無く、むしろ凄くスッキリしている。
世間的には第2楽章が有名っぽいけど、他の楽章も十分魅力的だと思う。第1楽章はゆったりしているけど雰囲気がいいよね。弦楽四重奏曲なんだけどあまりそれぞれの楽器が主張していないと言うか、すんなり溶け込むような旋律になっている気がする。そういうところも聴いていて心地いい。
第2楽章第3楽章が少々暗めだったので続く第4楽章で急に明るくなるとぱぁーっと視界が晴れていくような感じを覚える。なんだかドヴォルザークっぽいなと感じたが、私の勘違いかな?スラブ音楽のような感じがあるような。
ハイドンの弦楽四重奏曲もよく考えればよく隙間に潜り込むよね。でもハイドンの曲は好きなので問題ない。調べてみるとこの廉価版CDの元になった盤にはドヴォルザークとチャイコフスキーの2曲鹿収録されていなかったみたいなので、本当に隙間に潜り込んだのはハイドンだったみたいなんだけどね。でも好きなので問題ない。