チャイコフスキーのピアノ三重奏曲をまた買う

ハードオフで購入。100円。

 

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チャイコフスキー 

1-3 ピアノ三重奏曲イ短調作品50 「偉大な芸術家の思い出のために」

 

ベートーヴェン

4-7 ヴァイオリン・ソナタ 第5番へ長調作品24「スプリング」

 

ピアノ:ダニエル・ バレンボイム

ヴァイオリン:ピンカス・ズッカーマン

チェロ:ジャクリーヌ・デュ・プレ

録音:1972年7月 1-4 

 

しょぼいジャケットのいつもの廉価版シリーズだ。たいてい何たら名曲集とか題名が付いているシリーズだな。

チャイコフスキーピアノ三重奏曲は好きな曲なので100円で手に入ってラッキーだ。というかこういう曲もしょぼいジャケット廉価版シリーズで発売されていることに驚いたわ。廉価版だとなんつーかもっと有名どころしか出ないと思っていたけど。チャイコフスキーピアノ三重奏曲の知名度が低いと言うわけでないが、もともと廉価版シリーズの中での室内楽の枠が狭そうだし、さらにそこでピアノ三重奏曲になるとベートーヴェンとかシューベルトでもう枠が埋まってしまうような気がする。

もしかすると見たこと無いだけでラヴェルとかブラームスとかサン=サーンスとかのピアノ三重奏も名曲シリーズ廉価版で出ているのかな?

ふつうのよく売られているジャケットがオリジナルのまま、またはちょっと加工しているけどオリジナルの雰囲気を残している1000円再販廉価版とかだと普通にあるだろうけど、ジャケットが謎の風景で、説明も何もなして中身はCDだけというシリーズでは見かけないよね。

何が違うかって、ジャケットそのまま再販シリーズは中古でもなぜか結構高めで売られるのに対して、後者のジャケット風景何たら名曲シリーズだと250円以下で売られていることが多いのだ。

おんなじ音源でもCD初期盤、再販1000円盤はたいして売値が変わらないのに、謎の風景ジャケット廉価版になると250円以下になるのは変な話しだけど、ブックオフとかだと結構こういうことがあるよね。(音質、リマスターの問題とかあるからそんなに変な話でもないかな?)

 

肝心の内容の方は、音の悪さにちょっと驚いた。1972年録音らしいけどモノラルみたいな音だ。ライブ録音と書いているけど録音状況が悪かったのかな?

 

と思ったらやっぱりモノラル録音でした。ヴァイオリンやチェロの音は普通なのにピアノの音がちょっと悪い。和音になると音が割れている感じがする。

 演奏についてもライブ録音なので結構乱れがあるね。

 

だがしかし、曲の雰囲気がなんとなくセピアっぽいというか秋口に似合うような感じなのでモノラル音質も逸れはそれでなんとなく曲にあっている気もするし。演奏の乱れもライブ録音ならではなのでそんなに気にするものでもないかな。

 

カップリングはベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第5番なのだが、何でこういう組み合わせなんだろう。演奏者が前半と被っているからだろうけど、チャイコフスキーで郷愁に浸かっていたらいきなり春模様になってしまったので、変な感じがする。

 

 

 

 

 

最近よくEMI音源が使われている廉価版を買ってしまう。この前10枚くらいまとめて買ったのに、また新たに8枚くらい買ってしまった。

あまり廉価版と言うのは好きではないのだけど、名演が安く手に入るのでなんとなく購入してしまう。最近よく手に入るのが”新・名曲の世界”と言うシリーズと”エンジェル名曲ライブラリー”と言うシリーズだ。どちらも謎の風景がCDジャケットになっているし、似たような音源を使っていて、かぶっているのも多いけど、どちらかと言えばエンジェル名曲ライブラリーの方がお得なのだ。たとえば新・名曲の世界ではチャイコフスキー交響曲が1曲だけ収録されているのに対してエンジェル名曲のほうだとおそらく同じ音源にさらにプラスして祝典序曲「1812」などの、ちょっとおまけ的な管弦楽曲が収録されていたりするのだ。

凄く些細なことかもしれないけど、先に ”新・名曲の世界”で買ってしまったあとに、さらに曲が追加された ”エンジェル名曲ライブラリー”を見つけてしまうと凄く損した気分になる。

まあ大抵追加される曲はどこかから引っ張ってきた音源なのでそんなに価値のある追加でもないし、むしろメイン曲の余韻をぶち壊すこともあるので気にすることもないでしょ・・・と頭ではわかっているのに、どうしてもなんで先に ”新・名曲の世界”で買ってしまったのだと後悔してしまう。我ながら凄くあほらしい。

 

なんか曲のことでなく、他の話が多くなったけど・・・まあいいか。