バルトークの弦楽四重奏曲全集
ブックオフで購入。2枚組み500円。
DISC1
1-3 弦楽四重奏曲第1番
4-6 弦楽四重奏曲第2番
7-11 弦楽四重奏曲第4番
DISC2
1-3 弦楽四重奏曲第3番
4-8 弦楽四重奏曲第5番
9-12 弦楽四重奏曲第6番
演奏:ルービン弦楽四重奏団
録音:2003年6月9-17日
ジャケットが不気味だ。バルトークの弦楽四重奏曲はたしかにおどろおどろしい空気が漂っているけど、何もこんな怖いジャケットにしなくても・・・。
演奏しているルービン 弦楽四重奏団は1992年に結成されたオランダの弦楽四重奏団だ。4人ともが女性と珍しい構成のカルテットらしいけど、
以前フリマで購入したイェヌーファ弦楽四重奏団というマニアックなカルテットもオランダ出身だし、全員女性のカルテットだったな。
ついでにそのCDにもバルトークの第2番が収録されていたし、オランダでは女性のカルテットがバルトークを弾くのが流行っていたのだろうか?
バルトークの全集はアルバン・ベルク四重奏団のを所有しているけど、当たり前だけど結構音の感じとか弾き方とか違うよね。どのカルテットが弾いても素人の耳ではそんなに変化を感じない曲もあるけど(本当は細部に変化があるのだろうけど私の耳では聞き分けられないだけ)バルトークの弦楽四重奏曲は違いがはっきりわかる方かもしれない。
バルトークの室内楽は基本的に難しく、弦楽四重奏曲なんかは興味が無い人が聞けばおそらく、なにやっているのかわかんないとか、何でこんなの聴いているのとか言われそうな感じの曲だ。
現代音楽とはまた違うのかな?現代音楽の弦楽四重奏曲は本当に意味不明だからね。ぴゅい~んきゅわきゅわ~。ぢゅーじゅわ~。とかもやはノイズじゃねーかといった音を永遠とぶち出してくるもんね。それに比べればバルトークの弦楽四重奏曲はまだ聴きやすい曲だわ。それにバルトークの弦楽四重奏曲には中毒性があるように思われる。1度気に入ると定期的に聞き返さなくちゃ気がすまない呪いにかかってしまうのだ。しかもどれか1曲でなく全曲聞き通したくなってしまうのだ。
今までは アルバン・ベルク四重奏団のCDを聴いていたけど正直このCDだけで満足だったのであまり他のCDを買う気が起こらなかったのだけど、最近このCDでの第6番の途中に音飛びが出るようになってしまったのだ。おかげで聴くたびにストレスを感じるようになってしまった。
今回新しく ルービン弦楽四重奏団のCDを購入したのは、他のカルテットの演奏を聴き比べたいという理由より、ちゃんと聞き通せるCDが欲しいと言った理由の方が大きいのである。
中古で購入するとまた音飛びするCDをつかまされるリスクがあったのだけど、500円だからね。
しかし、最近100円CDばかり買っていたので500円CDが凄く高く感じる。一応2枚組みなので1枚当たり250円なのだが、それでもなんか高く感じる。以前2枚組みで42円のCDを買って以来、なんか麻痺しちゃったのかもしれない。ついでにこのCD、AMAZONではなぜか高いけど、どこかでは990円で売られていたらしいので、それを知ってしまうと500円でもなんか安く感じなくなってしまった。
まぁ500円でも十分安いはずなんだけどね、バルトークの弦楽四重奏曲全集が250円以下で売られているところは今のところ私は見たこと無いからね。
値段の話ばっか気にするのはよくないかも・・・。