リゲティ・プロジェクトを買う
ブックオフで購入。5枚組みで1250円。
以前記事を書き、気になっていたフランソワの10CDBOXを購入しようとブックオフへ行ったのだが・・・・・・。
やっぱりフランソワのCDはすでに無くなっていた。やっぱりこういうものは思い立ったときに手に入れないといけないね。
わざわざちょいと遠めのブックオフまで来たのに空振りなのは悔しかったので、
おもわずこれを買ってしまった。
リゲティ・プロジェクト
CD1
・メロディーエン~オーケストラのための
・室内協奏曲~13人の器楽奏者のための
・ピアノ協奏曲
・マカーブルの秘密の儀式~トランペットと室内オーケストラのための
CD2
・ロンターノ~管弦楽のための
・アトモスフェール~管弦楽のための
・アパリシオン~管弦楽のための
・サンフランシスコ・ポリフォニー~管弦楽のための
・ルーマニア協奏曲~管弦楽ための
CD3
・チェロ協奏曲~ジークフリート・パルムに献呈
・12人の女声と管弦楽のための『時計と雲』
・ヴァイオリン協奏曲
・シーパル、ドッバル、ナーディヘゲドュヴェル~メゾ・ソプラノと4人の打楽器奏者のための
CD4
・ハンブルグ協奏曲~ホルンと室内アンサンブルのための
・二重協奏曲~フルートとオーボエのための
・ラミフィケーション
・レクイエム~ソプラノ、メゾ・ソプラノ、2つの混声合唱とオーケストラのための
CD5
・ヌーヴェル・アヴァンチュール
・ヌーヴェル・アヴァンチュール1
・ヌーヴェル・アヴァンチュール2
・テープのためのアルティキュラツィオン
・ムジカ・リチェルカーレ~8つの小品
・無伴奏チェロ・ソナタ
・巨大な海亀のファンファーレ~独奏トランペットのための
・ルーマニア民謡によるバラードと舞曲~学校オーケストラのための
・古いハンガリーの社交ダンス~フルートとクラリネットと弦のための
↑の曲目はすべてHMVからの引用なのだけど、これにさらに詳しい演奏者の情報や録音日などまで記載するとそれだけでいつもの1記事分以上の文字数になっちゃうので省略します。
もし詳しい情報が知りたい人がいるなら
ここで見てください。
このCDはたまたま見つけて衝動買いをしたというわけでなく、見つけてから半年以上放置していたCDなのだ。初め見つけたときはなぜか知らんけどJAZZコーナーにおいてあった。
リゲティのことはよく知らなかったけど、見るからにというか年代的に現代音楽ということはわかったし、小難しい感じがぷんぷんしたので、興味はあったけどどうせ私が楽しめる感じの作曲家ではないでしょうと思いスルーしてきた。
しかし今回半年越しに買ってしまったのだ。
1度気になったCDは結局買ってしまうのねん。
1250円と高い値段ですけど1枚当たり250円なので許容範囲内なのです。
内容のほうはまだちゃんと聞き込んでいないけど、まあ私の脳味噌では理解しきれない曲ばかりです。難しい。
初めに比較的気安い部類かなと聴き始めたのがCD3のチェロ協奏曲からだったのだけど、いきなり強烈なエルボーを食らってしまった。
素直な感想は、これのどこがチェロ協奏曲なの?って感じ。ヴィ~ンと変なノイズが流れてきたと思ったけど、それがチェロの音だと気づくまで数分かかったわ。
レクイエムのような声楽が入っている曲は歌と言うより叫び声とか金切り声を入れているので、聴いていて変な気分になってくる。体調悪いときに聴くと余計に体調が悪くなるような音楽だ。
CD5のアヴァンチュールはいかにも現代音楽って感じ。声楽で色々なよくわからない何かを表現しているのでしょうけど、もちろん私にはさっぱりわかりません。カサカサ、ヴェー、ぺっぺ、うさうさうさ、う~~ん。とかなにやってんのかわからん奇声ばかりで、難しすぎる。
収録された全曲が難しいわけでなく、なんだか普通の聴きやすい曲とかもあるのだが、いかんせん印象が薄い。というか他の曲のインパクトが凄いんだよね。
こういう類の曲はゆっくりと聞きこんでいくものだと思うので、きっと感想もそのうちまた違う感じになると思う。ただでさえ難解なのに5枚組みなので聴き込むのにも時間がかかるかもね。