ワイセンベルクのゴルトベルク変奏曲
ブックオフで購入。3枚組み500円がセールで250円。
CD1
1-32 ゴルトベルク変奏曲 BWV988
CD2
7-12 パルティータ 第2番ハ短調 BWV826
13-19 パルティータ 第3番イ短調 BWV827
20-26 パルティータ 第4番ニ長調 BWV828
27-33 パルティータ 第5番ト長調 BWV829
CD3
1-7 パルティータ 第6番ホ短調 BWV830
16-17 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調BWV903
18-20 イタリア協奏曲BWV 971
ピアノ:アレクシス・ワイセンベルク
録音:1966-1970?
大物だぜ。このCDを入手したブックオフではたまに数枚組みのCDを500円で放出するのだ。それだけならどの店舗でもしているかもしれないけど、この店舗は週末に良くセールをし、尚且つセール時でもよくクラシックCDが漁られずに残っていることが多いのだ。おそらくこの店舗を愛用しているハイエナ共の中にはクラシック愛好家があまり含まれていないのではないだろうか。
おかげで、こうして安く複数枚組みのCDを買えるのだ。もしかすると本当はもっといいCDが置いてあったけど、私が来店したときにはすでに食べ散らかされた後だった・・・・・・という可能性もあるけど。
もちろんいいことだけでもない。ここで買う複数枚組CDは高確率で傷物であるのだ。ちょっと音が飛ぶだけならいいけど、終始ノイズが出たり、途中で音が詰まってしまうこともある。
大抵はダメなCDは複数枚のうち1枚だけなのだけど、それでもちょっとゲンナリする。
そして、もちろんこのCDも音飛びしやがる!
DISC1はゴールドベルク変奏曲。グレン・グルードのCDが有名だね。ピアノのワイセンベルクはドビュッシーのCDを所有しているけど、結構お気に入りのピアニストだ。
海外製で適当なのか、細かな情報が載っていないけど録音は1966-1967年みたい。
とあるサイトにはこの音源は音が悪いと書かれていたけど、個人的にはそんな悪いとは思わない。なんかリマスター的なことをして音質が良くなったのかな?それとも私の耳が腐っているのか。キンキンうるさくないし、流れるように進むピアノの音色が凄く好みなのだ。いちいち人様の評価を気にしちゃうのは良くないことだけど、やっぱり自分と逆の感想だと不安になる。
1966-7年の録音にしては全然いいと思うけど。ピアノの輪郭ははっきりしているしタッチも良くわかる。
残念なのは途中で音が詰まりまともに再生できなくなってしまうことだ。オレンジの印刷面にぽつんと黒い箇所がある。これが傷である。
CDは裏面よりも表面の傷の方が再生に影響が出やすいらしいので、この程度の傷でも致命傷になっちゃうんだよね。
ゴルトベルク変奏曲 の第5変奏目あたりで音詰まりしてしまうので、いちいちCDプレーヤーのリモコンで早送りボタンを押し、強制的にちょっと進めないといけないのだ。なので寝る前とかにこの曲を聴くことはできないね。もしくは途中から聴き始めないといけない。
CD2もちょっとだけ詰まっちゃう所があったりするけどこりゃもうしょうがないね。