バーンスタインの大地の歌
ハードオフで購入。100円。
指揮:レナード・バーンスタイン
演奏:ウィーン・フィルハーモニック管弦楽団
テノール:ジェームス・キング
バリトン:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
録音:多分1966年4月
見た感じおそらくどこからか音源を引っ張ってきた廉価版CDだと思う。演奏者の情報から多分1966年4月の音源だと思う。レーベルはEYEBIC Incってトコなのかな?裏面がぱっと見ソニーの廉価版ぽかったのだが、わざと似せて作っているのだろうか?そういえばこのレーベルのCDは他にも所有していたわ
以前からバーンスタインの大地の歌が欲しかったのでわけのわからない廉価版だけど買ってしまった。しかし気になる点もある。なんでバリトンがいるんだ?それも ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウという有名人だし。普通この曲は、奇数楽章は男性声で偶数楽章ははメゾ・ソプラノとか女性声のところなんだけど、このCDでは両方とも男性声で演奏しているみたいだな。
バリトンとテノールの組み合わせって他の指揮者でもやっていることなのかな?私はもちろん普通の男性と女性バージョンしか聞いたこと無いけど。
バーンスタインとマーラーって結構有名な組み合わせなのに、こういう変わったことをしているなんて全然知らなかった。
音があんましよくない気がする。これは元の録音がどうだというよりかはこの廉価版CDの質の問題なのかもしれない。原盤とかリマスターされているであろう最新の盤で聴けばまた違った印象になるのだろうけどね。
こういう安CDは問題なく聴けるのもそりゃあるのだが、やっぱり音がちょっと変なのも多いのよね。
偶数楽章が男性声だとなんだが曲全体が油っぽいというか、あまりきらびやかな印象が無いな。幻想的な空気は無く硬派な感じに聴こえるような気がする。個人的には男性声と女性声の対比が合った方が好みかも。
バーンスタインの大地の歌はこの1966年録音版のほかにイスラエル・フィルの1974年録音版もあるみたいなので、できるならそちらのほうも聴いてみたいと思った。私はやっぱり大地の歌はアルトとテノールの組み合わせの方がしっくり来る。