無伴奏チェロ組曲

最近毎日のように天気が悪い。何時雨が降るかわからないのでおちおち遠出もできない。今日なんか雨が降りそうで結局降らないという嫌なパターンの日だった。だからかわからないがあんまり夏って気がしないんだよな。ずっと梅雨が続いている感じ。

 

すごい話が変わるけどバッハの無伴奏チェロ組曲ってあるじゃない。この曲を知らない人でも第1番の前奏曲はすごい有名だから聞けばわかると思う。つーか大半の人はここしか知らないと思う。でその曲なんだが。わたしが所有しているのはカザルスが弾いている盤なんですよ。この録音は1930年代後半のもので、もちろん音はモノラル。普通に聞いた感想だと音は良くないっていうでしょう。でもわたしはこのモノラルでちょっとぼやけている音がすきなのです。というより、 バッハの無伴奏チェロ組曲はこのCDじゃないと聞きとおせない。最近の録音の無伴奏チェロ組曲 は音が良すぎて耳が疲れちゃうのです。チェロって暖かな音がするものだと思っていたのですが、最新の録音のだと、ちょっとキンキンするというが耳障りが悪い気がする。カザルスのCDだとちょうどいい具合に音の輪郭がぼやけて耳心地がよく、3番とか5番とかいまだに何も覚えていない部分、ちょうど飽きてきてCD止めちゃおうかなって思う部分も聴きとおすことができるのです。

こう書くと、わたしはこの曲をあんましまともに聴いていないんじゃないかと感じてしまうが、まったくその通り。わたしは バッハの無伴奏チェロ組曲を聞いているのでなく、 バッハの無伴奏チェロ組曲をとりあえず聞きとおしたことに満足しているだけなのです。だって考えてみてください。 無伴奏チェロ組曲 ですよ。無伴奏ということはチェロのみですよ。チェロの音オンリーで6曲分、CD2枚分、大体100分ぐらいですよ。真剣に聞くと疲れちゃいますよ。ですので流し聞きがメインです。あまりにも流して聞きすぎていまだに全体像がわかりません。ふと今これ何番だっけって毎回思いますよ。

でもこのCDは定期的に流し聞きでも聞きたくなる魅力があるのです。

 

なんか商品のレビューみたいになってしまい、書きたかったこととまったく違う内容になってしまったのですが、もう軌道修正不可能なのでこれで通します。みなさんも バッハの無伴奏チェロ組曲を聞いてみてください。最寄の図書館などに高確率で所蔵されているので、簡単に聴くことができると思います。YOUTUBEなんかにもあるでしょう。

 

ちゃんと構成を考えて文章を書かないと1000文字を使っても一向にまとまることのない駄文になってしまうのですな。流し聞きはいいけど、流し書きはよくないですね。