グラズノフの弦楽四重奏曲第1番

結構前に購入したCD。ブックオフにて250円で購入。

 

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チャイコフスキーピアノ三重奏イ短調Op.50「偉大な芸術家の思い出」
 レニングラード・フィルハーモニー三重奏団
グラズノフ弦楽四重奏曲第1番ニ長調Op.1
 ショスタコーヴィチSQ

 

このCDはOLYMPIAというレーベルのなのだが、このレーベルはたしか、ナクソスと似たり寄ったりの、少々マニアックな曲を、マイナーな演奏家で録音するレーベルだと記憶している。

 

ナクソスと違いオリンピアは東欧やら旧ソ連等へんの音源を良く使うみたいだ。

このCDもチャイコフスキーはまだしも、 グラズノフの弦楽四重奏という少々マイナー?な曲が収録されている。しかし演奏は ショスタコーヴィチSQと、なにやら実力がありそうなカルテットだ。このカルテットは ショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲の全集も録音しているみたいだし、結構有名なのかな?

 

で、この弦楽四重奏曲グラズノフが16歳から17歳ごろの作品なのだという。若いー!

 

高校生なら高1から高2だぜ。ついでにこの頃に交響曲1番も作曲している。

 

まあしかし、モーツァルトメンデルスゾーンなんかも若い頃から活躍してるもんな。このくらいから作曲して発表までするってのはクラシック界では結構良くあることなのかな?

 

私の中で グラズノフと言う人はラフマニノフの交響曲第1番を初演したとき、酒に酔ったまま指揮をし失敗させたおっさんというイメージしかない。

あとショスタコーヴィチの先生だったとかかな。

 

あんまりイメージの良い人でなかったけど、この人はこんな若い頃から第一線で活躍していた人だったのか。

 

曲は、まあ特に引っかかる部分もないかな。盛り上がるところもないし。非常にさっぱりしている。

 

でも聞いていて飽きないタイプだな。聞けば聞くほど味が出るというスルメタイプ。

さっぱりしているけど、16歳くらいの若者が書いた割には古臭い印象もある。私のような素人が聞くと、若者のつたなさが残る曲というよりかは、しなびれた爺さんが晩年に書いた曲っていう感じがするな。

 

 

どうでもいいが、ほんとかどうか知らないけどオリンピアって倒産したみたいだね。