ミラノ・スカラ座のブーニン
ハードオフで購入。2枚組みで300円。
ミラノ・スカラ座のブーニン
ピアノ:スタニスラフ・ブーニン
CD1
ショパン
・幻想曲 ヘ短調 作品49
・ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 作品35「葬送」
CD2
ショパン
・ワルツ 第1番~第14番
・トッカータ ”ピアノのために”より
・月の光り ”ベルガマスク”組曲より
1992年10月11日、ミラノ・スカラ座でのコンサートを 収録したCD。メインプログラムはショパンの曲で、アンコールにドビュッシー。
このコンサートはCD録音と同時に撮影もしており、ビデオ版も発売している。DVDは出ていないのかな?
現在はCD1全曲とドビュッシーとCD2のワルツ14曲の2枚に分断されて売られている模様。もちろんこっちの方が手に入りやすいでしょう。
私はショパンのことが別に好きでもないし、特に聞きたいとも思っていなかったのだけど、2枚組みで300円となると話は別。 これを機に、ショパンをちゃんと聞いてみるものいいかなと思い購入。
よく聞き返すのはCD1だ。いままで勝手にイメージしていたショパンの女々しい感じが無い。ショパンは女性のための曲だと考えていたのは、ショパンの曲が、なんつーか「女性のためのリラックス曲集」とか「午後の安らぎ」とか題が付いてそうなコンピレーションアルバムの常連だったから、そういった偏見を持っていたのかな?
ピアノ・ソナタ第2番は初めて聴いた。なんだかピアノ・ソナタって感じのしない曲だ。まとまりがないような。題名を見ないで聞いていたら、組曲かなと勘違いしちゃうわ。
暗いような甘く叙情的なような、混ざったような曲。第3楽章が葬式行進曲と題されているのだけど、暗いだけでなく美しさもある。甘ったるいだけでなく、甘さと暗さの二面性がある曲なので好きなのかも。第4楽章になると急にポロポロと激しくなるけど、ここらへんを弾くのは大変そう。すぐ終わっちゃうし、よくわからん。
ところでこのCD、裏面に見本(非売品)と書かれているのだけれど。なんかレアなのかな?