フルニエの無伴奏チェロ組曲のレコードを買う
ハードオフで購入。100円。
J.S バッハ 無伴奏チェロ組曲全集
チェロ:ピエール・フルニエ
SLAM -52/54
レーベル:ドイツ・グラモフォン・アルヒーフ (でもこれには日本グラモフォンって書いている)
こりゃ大物だぜ。ハードオフのジャンクコーナーにサンプル盤どれでも105円と書かれたダンボールがあり、そこにぶち込まれていたのがこれだ。別にサンプル盤というわけでもなさそうだけど、良くわからない説明書き見たいのが貼ってあるので、店頭での試聴用だとか、もしかすると図書館や公民館に置かれていたものなのかもしれない。
最近ヨーヨー・マやカザルスの無伴奏チェロ組曲のCDを入手したところなので、ここでフルニエの音源を手に入れられるのはうれしいぜ。
レコードなのだが、幸い私のオヤジが1万円くらいの値段で買ったCD、レコード、MD、カセットが聴けるコンポを所有しているので、それを借りれば聞けるので問題ないでしょう。
しょぼい再生機なので音が良くないけどね。
写真じゃわかりにくいかもしれないけど、この外箱が凄く汚い。黄ばんでいる。 見た目は汚らしいけど、汚いのは外箱だけで中身の状態は良好なのでよしとする。まあ聞けりゃいいのだ。できるだけ外箱には触らないようにするから問題ないのだ。
100円でフルニエの無伴奏チェロ組曲全集が聞けるのだから細かいことは気にしない。
全部で3枚。1枚の片面で1組曲なの1枚2組曲でわかりやすいね。CDだと3曲続けて流し聴きしちゃうけど、レコードだとピンポイントで第何番を聞くかってなるので1曲1曲集中して聞ける。裏返すのがめんどくさいけどね。
表面にカビがちょっとあるので、聞くときにぶちぶちノイズがある。外箱にはステレオと書かれているが、モノラルに聞こえる。これは再生機の問題なのかな?どこにも何時の録音なのか書かれていないのだけど、多分1960年12月ハノーファー、ベートーヴェン・ザールにて録音なのかな。
気になったのでYouTubeで検索してみたら、この音源があったのでちょいと聴いてみたら、あーやっぱこの再生機が良くないだけだったね。CD音源と言うか本来の音はちゃんといい音だったわ。
なんかこういう音楽をニヤニヤしながら聴いているのって、すごく親父臭いと言うか、老けたなって実感すると言うか・・・。CDで聴いているときは感じなかったけど、レコードでクラシック聴くのって凄く中年って感じがする。
まだ人生何にもしていないのに、脳みそは順調に老化しているのだろうな。