フランクの交響曲

ハードオフで購入。100円。

 

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セザール・フランク

1 交響詩「呪われた狩人」 M. 44

2 交響詩「アイオロスの人々」

3-5交響曲 ニ短調

 

指揮:ロベルト・ベンツィ

アーネム・フィルハーモニー管弦楽団 

録音:1995年6月14-16日

NAXOS 8.553631

 

 ロベルト・ベンツィについてはいつものごとく何も知らないのだが、wikipediaを見ると結構有名な指揮者なのかな。

フランクの楽曲って、クラシック界では凄く重要視されている気がする。出生を調べてみるとこの人1822年生まれなんだね、ブラームスより年上だったんだ。

若い頃は評価されなかったのに晩年になって急に評価されると言う感じは、ブラームスよりブルックナーに似ているかな。年も没年も同じくらいだし。

 

 

 交響詩「呪われた狩人」 この曲は元になったストーリーがあるようだけど、もちろん私はそんなものはまったく知らない。何も知らないで聴いてみてもなんとなく展開がわかるような、わからないような・・・。おそらくこの曲のメインであろう金管楽器は前面に出て活躍しているけど、他の楽器、特に木管楽器は埋もれて聴きづらい感じだ。それでもこのCDに収録されている曲の中では聴きやすいほうかな。

 

交響曲 ニ短調 は私の好みのタイプの曲でないなと感じた。最初に聞いたときは

えっ?これで終わりかよ!と思ったほど印象に残らなかった。聞き流しているといつの間にか終わっている。

 

 

第1楽章は同じメロディを執拗に繰り返しているね。あまりに繰り返されるので、またCDが音飛びしたのかと勘違いしてしまったぜ。第2楽章は好きじゃないな。退屈に感じる。第3楽章は凄く広がりを感じるので好きだ。しかし、それでもなんとなく音が遠くに感じるので、イマイチ盛り上がらないと言うかモコモコしている。

 

YOUTUBEで他の演奏者の音源を聞いてみたら、ずいぶんと印象が違うように感じた。やはりフランクの交響曲が好きではないと言うより、指揮者が私の好みでない感じなのだろうね。