クリスティアン・ツァハリアスのモーツァルトのピアノソナタ

ハードオフで購入。100円。

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モーツァルト

1-3 ピアノ・ソナタ 第8番 イ短調K,310

4-6  ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調K.330

7-9  ピアノ・ソナタ  第11番 イ長調K.331”トルコ行進曲付き”

 

ピアノ : クリスティアン・ツァハリアス

録音:1985年

 

モーツァルトのピアノ・ソナタはグレン・グールドの有名な全集を所有しているので正直もう、これだけでいいかなと思っていた。しかしよく考えてみると、私はこのグールド盤のモーツァルトをまったく聞かないし、むしろ好きじゃないのだ。

まったく聴かないCDなのに、なんか世間の評価がいいのでなんとなくこれが決定版かなと思って他のモーツァルトを買わずにいたのだ。そう考えると実にあほらしいので、もうちょっと色々聴いてみようと思い購入。

 

ちなみにグールドの演奏が苦手と言うより彼の唸り声が生理的に受け付けないのである。まるで悪霊の声のような怪音が嫌でたまらないのだ。

 

クリスティアン・ツァハリアスはどこかで聞いたことのある名前だなと思っていたら・・・。

 

あー嫌な記憶がよみがえったわ。

 

昔、500円で売っていたこの人のモーツァルトピアノソナタ全集を買い逃したことがあるんだったわ。EMIのなんか固そうなBOXで売られていた国内盤全集だったかな?なんかジャケットの人がぺ・ヨンジュンみたいな兄ちゃんで、ピアノ独奏なはずなのにトルコ行進曲に何故かシンバルが入っている?らしかったので、なんとなく色物系かなと思い買うのを止めたのだけど、500円だから買えばよかったとあとで凄く後悔したんだよね。

 

でも当時はモーツァルトにそんなに興味を持っていなかったから、どうせ何があっても買わなかっただろうけど。

 

クリスティアン・ツァハリアスの演奏は癖が無くて普通だ。というかグールドの演奏が癖ありすぎなのかな?気になっていたトルコ行進曲のシンバルも思っていたほど気になるものでもなかった。ジャーんと大きな音でなると思っていたけどシャーンシャーンと控え目な音だった。つーかなんでシンバルの音が入っているんだ?

 

苦手意識のあったモーツァルトピアノソナタだったけど、こうして聴くとそんなに悪いものでもないね。

これを機会に他の演奏者のCDも集めてみるなんてこともあるかもしれない。

全集でそろえても5枚くらいだしね。クリスティアン・ツァハリアスの全集も今現在だと2000円もしない値段で買えるようだし。

 

と言っても新品で買う気にはならないかな。あんまり気にしたこと無かったのでよく知らんけど、モーツァルトピアノソナタって250円棚の常連なのかな?

 

また全集が500円で売られたりしていたら、すぐに買うのだけど。そんな都合のいいこと無いわな。